2月2日 夕食の献立
・金目鯛の開き
・白菜のせいろ蒸し
・ほうれん草と芹のおひたし
・いぶりがっこ
・ご飯
・浅蜊の味噌汁
夫と息子と、三人の食卓。
「お魚焼けたから持ってって。おとーさんとアンタの」
息子に運ばせる。
「おかーさんのは?」
箱根土産の金目鯛、三尾しかないんだよね。
一尾は干物好きのまるこに取っておきたいし。
それに……どーせ二人ともキレイに食べられなくて、私が残骸つつく羽目になるんだもんね。
それで十分です。
※
半分食べていいよ、と夫が金目鯛の皿を寄こす。
そう?なら納豆半分あげる。(笑)
真っ先に食べ終わった息子が台所に運んだ皿を見れば……
ああ、やっぱりこのまま捨てるのは勿体ない状態。
ひとり台所で魚の皮とか細かく崩れた身とかつついてたら、昔読んだジュール・ルナールの小説思い出しちゃったな。
主人公のにんじんがウサギ小屋でメロンの皮を齧るシーン。
・金目鯛の開き
ポン酢でいただきます。
・白菜のせいろ蒸し
・ほうれん草と芹のおひたし
・いぶりがっこ
・大粒浅蜊の味噌汁
この浅蜊も小田原の魚屋さんで買ったお土産よ。